2005年05月31日
蘇州園での出来事
ノニ「あいつ、何も言わんと、まったく!」
みんなオイラをジロジロ見てるゥー、恥ずかしいー(; ´Д`)
でもここで恥じらいを見せたら(イャーン、ちゃうちゃう)いけないと思ったMr.ノニは堂々と店内に入っていく 覚悟を決めたのでした。
これがまた廊下も長い、長い。
何せ店内にたどり着くのにトイレを2ヶ所通過しなければならないのですから。
店内に到着
ノニ「あららんらんらん、中にいる人はもっとハデ・・・。」
溝「ノニさん、お待ちしておりました。さぁ、こちらの席にどうぞ。」
ノニ「ミゾ、お待ちしておりましたじゃないだろうが、スーツで来た方がいいですよ、くらい言えよ。」プィッ!
溝「別にいいじゃないですか、回りがスーツばかりだから逆に格好いいですよ。結婚式じゃないんですから。」
ノニ「そこで逆を言うな!まぁ、しゃないなー。ところで飲み放題?」
溝「いえ、受付で貰ったチケットでブランデーシングル2杯しか飲めないんです。」
ハァ?
ノニ「受付で4,000円も取られんだぞー。」
といっても結局、追加オーダーで杯を重ねるMr.ノニ。トホホホッ、結局飲んでしまいました。
そうしているところに現われたのが、白いジャケットを着た黒人ピアニスト!
頭を剃り上げている外人を見て思わず「かっこいいー。」
これがまたさまになっているんです。
50分の演奏中にMr.ノニはスティービーとずーとるびー(あっ、ビートルズでした。)の曲をリクエストしました。
ジャズにアレンジして歌い上げたのですが、まったく別の曲に聞こえました。
演奏後は、私の横に来ていただいてしばらくいろいろ話しをしてくれました。
名前は、Mr.Keith(キースさん) 48歳でフリーのジャズ演奏家です。
一番歌が上手い日本人歌手は?の質問に
K「クボタ! ヤンマー!」
ノニ「なに?それは耕運機のメーカーでしょ。」
K「おーっ、ごめんなさい。クボタ トシノブでした。」
ノニ「へーっ。」
何?英語喋るのか?
エッヘン。
ところが、ところがですよ。
最初は何じゃあのT・シャツのおじさん、と思われていたのに大逆転に転じたのでした。
そりゃ、いままで全員の絶賛を浴びていたピアノ&ボーカルがいまや、Mr.ノニの横ですもん。
「あの人、本当はプロデューサーだったんじゃない?」
なーんて、後ろからいろいろ聞こえてくるじゃないの、おーっ、気分いいんじゃないかい。
通るたび皆、Mr.ノニをジロジロ。
単語を並び立てて喋っているとは誰にも気付かれていないようでした。
Mr.Keithと名刺交換をして再会を誓ったのでした。
彼と帰り際に
「Good night .Let's see it again. 」と大きな声で言ったのは言うまでもありません。(笑)
Mr.ノニ