2005年01月24日
中国 2日目 夜
私が中国に行った時期は4月ですから、山は木だけでヒッポの実は見ることは出来ませんでした。
でも木には長さ5cmくらいの棘が沢山あり、
ノニ「これは下手して刺さったら痛いじゃ済まないだろう。大怪我するなー。」と思いました。
山には1時間くらいたでしょうか、帰りは違う風景を見ながら行きましょう、と言うことで二日酔いも治まった私は、
これで揺れてももう大丈夫だぞ、と思ったら何と帰り道は半分くらいが舗装に近い道でした。
ノニ「何故、来る時はこの道を通らなかったのですか?」と聞きました。
それに対して王さんは「あなたにあの道を見せたかったのです。私はこっちの道の方が良かったんですが。」
ノニ「そうだったんですかー。」アレ?
私としては、この道から来て帰りはあっちが良かったんですが・・・。来るときは死んでいましたからね。
いろいろ寄り道をして、忘れてしまいましたがある町で夕食を取ることになりました。
すっかり夕べのことを忘れた私は、あの「カンペーィ」になったらハッキリ断ればいいだろう、と思い喉が カラカラになっていたので「冷えたビール下さい。」とリクエストしました。
そうしたら何やら王さんと通訳の方とでニヤニヤしてヒソヒソ話をしているではないですか。
何を話しているのかな、思っていたら「中国で人気のあるゲームをしましょう。」というので良かった〜、
これでカンペーィをしなくてすむぞ、と思い
ノニ「やりましょう、それをやりましょう!」と言いました。
店の人が用意したのはサイコロ。「はぁ〜?」これで何のゲームをするんだろうと思っていたら王さんが、
「私と通訳の方と西川さんの3人でゲームします。3つのサイコロを振って一番数の小さい人がビールをイッキするのです。」
ノニ「何〜!結局イッキー?イッキしかないんですかー。例えば負けたら歌を歌うとか。」と交渉しました。
「そしたら私が負けたらイッキをして歌を歌います。西川さんはどちらでもいいですよ。」
ここまで言われたら後には引けません。
要するにこの2人より数が多ければいいのであって、何も今イッキするわけじゃないんだから気が楽と言えば楽だしな・・・。
ノニ「よーし、やるぞー!!」とサイコロゲームをスタートしました。
人が負けて飲むところを見るのは楽しいですねー。
結果的には私もかなり飲みましたが、一番負けたのは王さんでした。
王負け。(大負け、ナンチャッテ)
これが歌の上手いこと。何を歌っているのは分かりませんが、負ける度に歌ってイッキしていました。
ワハハハッ、何か嬉しい。
こうして楽しい2日目を終えていよいよ明日はここを離れて杭州に移動します。
続く
Mr.ノニ
2005年01月22日
中国 2日目U
でも乗っている人たちは車の中で喋ったり、歌ったり、笑ったりしいるんです。
ということは大丈夫なんだろう、と気持ちを切り替えてこれは耐えるしかないと頑張っていたところ、ある町に着きました。
「ちょっと早いですが、この先は食事するところがないのでここで食べましょう。」ということになったのですが、
私は食べるどころではありません。
恐ろしい道中で少しは酔いが醒めましたが、以前ヤバイ状態が続いていたのです。
店内を見回すと真ん中にストーブがあるんです???
この地域は内モンゴルのすぐそばで夏でも朝晩は冷えるためストーブを使うのだそうです。
王「西川さん、ビール飲みますか?」
ノニ「はあ?」冗談キツイよなー・・・いいえ、夜にとっておきます。」ヤバイ!心にもないことを言ってしまった。
それでも食べないと体調が悪いと思われるのも悔しいので少しだけ食べました。
丁度、この日は週に一度のマーケットを開いていました。
羊の皮や生活用品などが沢山販売していました。
多くの人々が賑わって楽しそうでした。
目を近づけないで撮るカメラ(デジカメ)が珍しいのか、みんなジロジロ見ていました。
そこから1時間も走ったでしょうか。
「ここがそうです。」と指を差したのは山。
ここ一面にヒッポの実がなり、10月になると山は黄色一色に変るんだそうです。
ヒッポの木には長く鋭いトゲがあるので素手で実は取れません。
特殊な手袋とエプロンがないと収穫は出来ないんだとか。
それも平坦ではありません。腰をロープで縛って命綱状態で下に降りて行き、籠にいっぱいになったら引上げるのです。
ノニと違ってこれは大変な作業だな、と思いました。
続く
Mr.ノニ