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![]() 今から17年前ニュージーランド経由でクックアイランド(ラロトンガ島)に渡りました。当時、ノニジュースといえばタヒチとハワイのもので扱っている会社といえば3社のみだけでした。
私のノニとの関わりはその時からスタートしたのです。この数年の間に国内では太平洋地域を始め、アジア各国、そして国内産(沖縄)まで多数販売されるようになりました。ノニが生えている地域のものがすべて手にはいるといっても過言ではありません。「野生」「元祖」・・それぞれの宣伝文句を列べますと消費者が望んでいるものとは全くかけ離れたところで無意味な競争をエスカレートし続けているとしか見えません。
『美味しくて、身体に良くって、安い』
大多数のノニの業者は販売しているものが「食品」という事を忘れてしまっているよ うです。 これまで企業努力の結果、美味しくて、身体に良くって、安い マンガイアノニ ジュースをご案内していますが、それでも現地の価格に比べればまだまだ割高感はあります。 どうしても、遠い国からの輸入のタイムロスや保管管理の問題、輸送費、通関費用、 輸入に関わる税金などで現在のような価格になってしまいます。
![]() これが、国内産となれば一切省かれますので1,500円〜2,000円程度でお客様に提供できます。日本のノニといえば沖縄産が有名ですが気候・土壌の違いからジュースにしても苦味・酸味・渋みが強くとても飲めたものではありません。いくら安くても(不思議なことに他国産のものと変わらない値段で売っています)不味い食品を販売することはできませんよね。
このような状況では、一過性のブームやビジネス対象だけで近い将来終わってしまう可能性もあります。私達は国内産で美味しいノニを提供できればと3年前より国内3カ所に試験農場を設置、専門の技術者を配置し研究を続けて来ました。
これまで弊社では国内農場の情報の公開は避けていましたが、ほんの少しだけ現在の弊社ノニ農場の様子をご紹介したいと思います。
<第1号農場 沖縄県石垣島> 2003年開園 既にノニの実が生ってジュースに出来る段階まで進んでいます。特殊な栽培方法で今までの沖縄産より大きい果実が収穫できています。ただし糖度が少ないためジュース用ではなく違うノニ製品に使う予定です。
<第2号農場 沖縄県沖永良部島> 2004年開園 現在多くの苗が樹高60cmぐらいに育ち、夏には3cmくらいの実をつけていますが、実際にジュース用の大きさになるまでにはあと2〜3年は掛かる様子です。ある程度大きくなった時点で品種改良を重ねれば太平洋のノニに負けないものができるかもしれません。
<第3号農場 鹿児島県指宿市> 2005年開園 ノニに北限は沖縄と宣伝されていますが、それは自然に漂着した野生のものの繁殖地 のことで 九州でもノニが育ちます。私たちは指宿の『土』の温度と『水』に注目しました。
ご存知の通り、指宿はシラス台地で少し掘るとお湯が出て来る所が沢山あります。 海岸付近でも、80度のお湯が湧き出る温泉地であるのです。 その栽培地付近の地熱具合がちょうどいい温度に土が暖められているのです。 詳しくは下記を参考にして下さい。 ![]() http://www.ukon.in/topics/natuukon_saibai.html http://www.ukon.in/topics/natuukon_sijuku
実はこの火山灰を多く含んだ土が地質的に非常にマンガイア島に類似しているので す。 ご存じのとおりハワイもそしてタヒチも火山性の土地ですね。
ノニは温かい国で育つことは確かですが、クック諸島でも冬の時期はとても寒く 現地の人がダウンジャケットを着ているくらい半袖ではとても生活は出来ません。 (笑) この農場では気候はともかく地表及び地中温度はあたたかく 太平洋の海洋性の気候下の土地よりもこの指宿の暖かい火山性の土地が 非常にノニに適していると研究で結論に達しました。 先行的な栽培試験は成功に終わりノニの生育には非常に好ましいことがわかりました。現在、約100本ほどですがノニの苗を栽培しています。どれも予想通りにすくすく元気に育っています。あと数年でこのノニの子たちが大きく育ったとき、皆様のお手元には1本1,500円〜2,000円の美味しくて栄養いっぱいのノニジュースがそして生のノニ果実がフルーツショップの店頭に 並ぶことも夢ではありません。 今回植えたノニの成長記録を皆様にご覧いただけたら幸いです。 有限会社ノニインターナショナル 代表 西川
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