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鹿の飛出し

鹿注意!

皆さんはこの標識を見たことはありますか?道央・道東では当たり前に写るこの標識は鹿飛び出し注意の標識なのです。
鹿は他の野生動物とは違い後歩きをほとんどしません、所謂バックは苦手なのです。
ですかに何かあっても前に進んでしまいます。
進むというより前にジャンプする、という方が正しいかもしれません。
それに道路交通法も関係なければ横断歩道の渡り方も知りません。
彼らにとっては関係のない事です。
現に私どもが鹿の視察に知床へ行ったのですが、この時期は紅葉も終わり道路脇の草木が茶色く枯れてくるので鹿は保護色になり、最初はほとんど見分けがつきません。
目が慣れていないせいか気付かなかったのですが帰り際には「あそこにいる!」「あっ、右側にいる。」
と、はしゃぐくらい道の脇に沢山鹿が入るのです。

鹿はまっすぐにしか進みません

地元のドライバーの方々は鹿の特性をよく知っているので空いている道路でもゆっくり走ります。
いつ鹿が飛び出してくるか判断が出来ないからです。途中急に草むらから顔を出したのにはこちらも驚いてしまいました。
当然自分の居る側の草より、道路の反対側が美味しそうに見えたら道路を横切って渡ります。
その行動は道路を50km/h以上の速度で走っている自動車からは予測できません。
クラクションを鳴らそうが、ライトでパッシングしようが、鹿達にとってはあまり意味を持たない対処です。
むしろドライバーは一生懸命減速して衝突を回避するための行動を取った方が賢明です。

クラクションを鳴らしたが為に、鹿が驚いて立ち止まり、そこに車が止まりきれずに当たる事があると聞きました。鹿の事故は餌を沢山食べるため春先や冬の前に多く、丁度私どもが農場兼工場を訪れた日も車と衝突して仮死状態の雄鹿がトラックで運ばれてきました。
ちょっと怖いというより間直で見ましたがグロテスクな感じがしました。
事故によっては即死も入れば怪我で終わるっても自力で立てない鹿も全て処理されますが内臓が破裂した鹿は肉に血液が付着して人用は勿論のことペット用としても使えません。
全て廃棄処分されてしまいます。

道路に飛び出し車に激突した鹿

事故にあって倒れた鹿に他の車がぶつかって事故になったり、鹿を避けようとして路外に転落したり又は夜間、対向車のライトで前方が良く見通せないときに、気がつくと目の前に鹿の群れが壁を作っていたことも実際にあるそうです。
また、事故で死んだ鹿に気付かず、次々と大型トラックが踏みつけたために内蔵や血液、肉片が飛び散りそれが凍結して車がスリップ事故を起こすなど悲惨な事故も少なくありません。
国道では2008年の1年間に約1500頭の衝突して死亡したシカを処理しています。実際には国道以外の道でも衝突はあるのと、即死ではない場合などもありますから衝突件数自体はもっとずっと多いでしょう。
100kgもあるエゾシカが衝突した場合、車は大破するばかりではなく、人間も危険にさらされる場合があり、実際に死傷事故も起きています。
現在、国道や道道などの幹線道路では、鹿による事故の多い場所を優先的に防鹿柵なる金網を張り巡らせ事故の予防に努めています。
が、実際には冬期間雪深くなったときに防鹿柵の上を鹿が渡り、車道側に生息する鹿も少なくないと聞きます。
また、音や光による習性を研究するなど、その対処にむけて道路管理者が取組初めています。
どちらにしても、おなじ陸地を共有するヒトと野生動物との距離は、現在のところ近すぎなのでしょう。